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2013年12月14日

2013シーズンを振り返って

平素はガイナーレ鳥取に絶大なるご支援、ご声援を賜り、厚く御礼申し上げます。
12月8日の入れ替え戦をもちまして、ガイナーレ鳥取は2013シーズンの活動を終了いたしました。
シーズン当初に掲げた目標に沿って、今シーズンを振り返らせていただきます。

まずは、トップチームの成績ですが、11位以内を目標に掲げ、シーズンに臨みましたが、J2最下位、そして入れ替え戦で敗退し、来季からJ3降格という結果に終わりました。応援していただいた皆様の期待にまったく沿えない、本当に最悪の成績に終わり、申し訳ない思いです。
5勝16分21敗で引き分けがリーグ2番目に多く、この引き分けをいくつか勝ちにもっていければ最下位は免れたかもしれません。昨シーズンと比較しても、簡単なミスは減り、試合の質は向上したと、ご来場の方々からもお声をいただくことはありましたが、最後の詰めの部分で競り負けているというのが最下位となってしまった原因ではないかと思っております。

平均観客動員数は、昨年が3,133名でリーグ最下位でした。今季は4,000名を目標に掲げ、最終4,097名のお客様にお越しいただきました。昨年比約130%となり、これはJ1J2全40クラブの内、3番目の増加率になっております。たくさんのファン・サポーターの皆様にスタジアムにお越しいただき、心より感謝申し上げます。
増加の要因としましては、ガンバ大阪様が今季J2に降格し、各地でチケットが完売する「ガンバ効果」が挙げられます。弊クラブにおいても平日ナイターにも関わらず、クラブ始まって以来の10,000名を超えるファン・サポーターの皆様にご来場いただきました。
ただし、ガンバ戦を除いても平均来場者数3,796名と663名増えております。Jリーグ入会3シーズン目で様々な方法で集客を図ってまいりました。メディアの皆様のご協力による告知、スタッフによるチラシ配り、地域イベントに積極的に参加し地域との接点を増やす活動、初観戦者を増やすための招待券の効果的な配布などが来場者増につながったと思います。
来場者の増加と併せて、Jリーグファンサイト「J’s Goal」のスタジアムランキングでJリーグ入会当初より4位という高位置をキープしており、スタジアムでご提供しているグルメやイベント、おもてなしがファン・サポーターの皆様に高く評価していただいていると、嬉しく思っております。

ガイナーレグリーンクラブ会員ですが、目標6,000名に対し最終6,373名と前年比119%増となりました。これは過去最高の会員数になります。グリーン・レギュラー会員が712名増、年間シートのプレミア・ガイナ会員が115名増とライト層の方もコア層も増加しております。これは、平均入場者数が増加した大きな要因にもなっております。

最後にホームタウン活動ですが、年間200回を目標に取り組みましたが、11月30日現在で240回となっております。選手、スタッフ、ガイナマンが様々な場面で地域の皆様との接点、触れ合いを増やそうと活動して参りました。全県での活動を目指し、東部地区で160回、中部地区で20回、西部地区で60回とバラつきはありますが、各エリア毎に工夫をこらして実施しております。今季初めての取り組みとして、鳥取市観光大使にガイナマンを任命していただき、鳥取市の「しゃんしゃん祭」にも「ガイナーレ鳥取連」として初めて参加させていただきました。

以上、今季の振り返りとさせていただきます。

ガイナーレ鳥取は、2001年のJFL昇格以降、地域の皆様の気になる存在になっております。皆様の思いに応えるためにも決して歩みを止めてはいけません。来季はJ3の戦いになりますが、1年でJ2に戻れるよう、フロントスタッフ、チームスタッフ、選手一同、力を振り絞って参ります。今後ともご支援いただきますようお願い申し上げます。

2013年12月14日    
株式会社SC鳥取    
代表取締役 塚野真樹