ジオパークとは

科学的にみて特別に重要で貴重な、あるいは美しい地球活動遺産を複数含む自然公園のひとつです。
また、貴重な遺産を教育、観光、産業などに 活用することによる地域の活性化を目的としています。

山陰海岸ジオパーク

日本列島が大陸の一部であった時代から日本海が成立し、現在にいたるまでの地球の歴史が、山陰海岸ジオパークに分布する岩石や地層に残されています。

山陰海岸ジオパークでは、さまざまな岩石や地層、多彩な海岸地形、内陸 の滝や渓谷など、貴重で美しい景観を見ることができ、それらを活かした 特色ある暮らしが営まれています。

  • 砂丘・砂洲・ラグーン
    砂丘・砂洲・ラグーン福部砂丘でのラッキョウ栽培(鳥取市)
  • リアス海岸・岩石海岸
    リアス海岸・岩石海岸浦富海岸でのシーカヤック体験(岩美町)
  • 滝・渓谷
    滝・渓谷雨滝での「因幡の傘踊り」(鳥取市)
  • 地すべり地
    地すべり地横尾棚田(岩美町)

山陰海岸ジオパークエリアと
主な施設MAP

山陰海岸ジオパークエリアと主な施設MAP

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ジオグルメ

  • 但馬牛

    但馬牛

    かつては農耕用として、現代のトラクター兼トラックとして活躍していた但馬牛。

    山々に囲まれた但馬内陸部では峠を越えた牛の交配が困難だったため、谷あいの中だけで交配が続けられました。こうして生まれた谷独自の優良な血統を掛け合わせ、松阪牛や近江牛といったブランド牛の素牛「但馬牛」が生まれました。

    また、冬の寒さなど山陰海岸の気候・風土も高品質な和牛を育む要因となっています。

  • ズワイガニ・紅ズワイガニ

    ズワイガニ・紅ズワイガニ

    海底地形が複雑な日本海では、ズワイガニと紅ズワイガニという2種類のカニを楽しむことができます。

    水深約100~500mに生息するズワイガニ、水深約500~2500mに生息する紅ズワイガニはそれぞれ特有の美味しさを有します。

    海底地形の複雑さはカニの棲み分けをはじめ、水産資源の多様さにもつながっています。

  • フルーツ

    フルーツ

    砂丘地は砂粒の大きさが比較的揃っていて固さも一定であり、水はけがよく肥料のコントロールもしやすいことから高品質の果物が育ちます。

    山陰海岸では梨、ぶどう、メロン、桃などが栽培され、みずみずしくもしっかりした果肉を楽しめます。砂丘地だけでなく、丘陵地や山の斜面等でも、梨や桃が多く栽培されています。

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