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2012年07月06日

新プロジェクトへのご協力のお願い 代表取締役 塚野真樹

いつもガイナーレ鳥取をご支援、ご声援頂きありがとうございます。

 Jリーグが創設されて20年目となる今シーズン、J2は新たに2チームが参入したことにより定数に達し、入れ替え制度に大きな改革が導入されました。上位6チームに食い込めばJ1昇格への道が開けるプレーオフ制度が創設された一方で、下位の最大2チームがJFLに降格する可能性がある降格制度もスタートしました。

 

 リーグ戦は折り返しに突入したばかりですが、ガイナーレの戦績は5勝15敗2分けで22チーム中20位(第22節終了時点)と、厳しい戦いを続けています。また、来場者数は平均2,792人(昨年年間平均3,692人)と伸び悩んでおり、現時点でJリーグ40チーム中最下位となっています。

 

 このような状況の中、クラブといたしましても強い危機感を抱いております。混戦状態のJ2の中、万に一つでもJFLへ降格するような事態に陥ることがあってはなりません。何より、この鳥取の地でようやく芽生え、根付きつつあるJの灯を決して消すわけにはいきません。

 順位争いが熾烈化するリーグ戦終盤はまだ先ですが、遅きに失することがないよう、他のチームに先駆けてあらゆる手を打っていく必要があると考えています。

 

サッカーは「伝染するスポーツ」と言われています。自信、勢い、思い込み、畏れ等、様々な「想い」が選手、チーム、サポーター、ひいては地域全体へと伝播していきます。「ホームでの大観衆、大声援が選手たちを勇気づけ、背中を押す」と言われる所以です。

 この雰囲気作りの取り組みとして、地域の力を結集して「負けられない戦い」をともに戦う「とりスタに集結!降格危機脱出プロジェクト」を企画し、本日記者発表いたしました。プロジェクトの概要につきましてはこちらをご覧下さい。

 これまで成し得なかった1万人を目標に据え、ここからの巻き返しに向けて、一人でも多くの方とスタジアムで興奮と感動を共有したいと考えております。

 

 是非とも、この度の取り組みにご理解、ご賛同いただけますよう、また、貴方様の周りにお声かけいただき、支援の輪を広げて下さいますようよろしくお願い申し上げます。

 

2012年7月6日

株式会社SC鳥取 代表取締役 塚野真樹