ニュース

クラブ
2012年08月09日

陰陽ダービーまであと3日!ふるさとへの誇りを胸に~音楽編~

鳥取、岡山、徳島、愛媛の4クラブが「対戦と交流」をテーマにお互いの地域の誇りをかけてぶつかり合うPRIDE OF 中四国。その中でも8月12日(日)のファジアーノ岡山戦は、とりわけ負けられない戦いとなる陰陽ダービーの一戦です。

奇しくもこの1ヶ月後の9月12日は、「とっとり県民の日」。

鳥取県民の皆様に、ふるさと鳥取を愛する心を見つめ直すきっかけとしていただく日として平成10年に制定された日です。

陰陽ダービーを目前にして、地域の魅力、ふるさとの誇りを今一度思い起こしていただくために、今日は「鳥取県と音楽家」についてご紹介します。

 

鳥取県の美しい山や海、四季折々の表情豊かな自然は、優れた童謡・唱歌の音楽家を輩出してきました。彼らが生み出した童謡・唱歌は、世代を問わず多くの人に親しまれています。

 

ホームタウン(ふるさと)への想いを感じさせる名曲は数多くありますが、その中でも代表的なものは、岡野貞一(鳥取市出身)作曲「ふるさと」でしょう。

明治11年に鳥取市で誕生した岡野貞一は、少年時代を鳥取市で過ごした後、明治26年、キリスト教系の薇陽学院(岡山市)に入学しました。そこで米人宣教師に楽才を認められ、音楽への道を志すこととなります。

岡野は文部省唱歌の編集、作曲委員として多くの唱歌を作曲してきましたが、誰もが知るような唱歌だけではなく、160校を超える校歌も作曲しました。現在でも50校以上の学校で岡野が作曲した校歌が歌い継がれています。

 

大正3年(1914年)に唱歌「ふるさと」が発表されてから、およそ100年。

100年の間歌われ続けていたこの曲は、誰もの心の中にあるふるさとへの思いと共に、今でも色あせず多くの人たちに愛され続けています。

 

「スポーツで、もっと、幸せな国へ。」をスローガンに、Jリーグが掲げる「Jリーグ百年構想」。

これから100年後、私たちの孫やひ孫の世代が、そのまた孫に手を引かれながら、ふるさとのスタジアムに集まってくる光景を想像せずにはいられません。

今と同じように、ふるさとの歌を口ずさみながら。

山青く、水清らかなこの鳥取県で、

 

☆鳥取県が輩出した音楽家は【こちら】をご覧下さい