陰陽ダービーまであと2日!ふるさとへの誇りを胸に~食のみやこ編~
鳥取、岡山、徳島、愛媛の4クラブが「対戦と交流」をテーマにお互いの地域の誇りをかけてぶつかり合うPRIDE OF 中四国。その中でも8月12日(日)のファジアーノ岡山戦は、とりわけ負けられない戦いとなる陰陽ダービーの一戦です。
奇しくもこの1ヶ月後の9月12日は、「とっとり県民の日」。
鳥取県民の皆様に、ふるさと鳥取を愛する心を見つめ直すきっかけとしていただく日として平成10年に制定された日です。
陰陽ダービーを目前にして、地域の魅力、ふるさとの誇りを今一度思い起こしていただくために、今日は「鳥取県と食」についてご紹介します。
海の幸、山の幸に恵まれた、食のみやこ鳥取県。
地元の人間にしてみれば当たり前すぎてついつい見逃しがちですが、胸を張ってお勧めできるとびきりの食材の宝庫です。
「鳥取県っぽい食べ物と言えば?」という質問で、おそらく上位にランキングされるのが二十世紀梨。トリピーのモチーフでもあり、鳥取県の花にも指定されている二十世紀梨は、鳥取県を象徴する食材のひとつでしょう。
二十世紀梨は、明治21年に現在の千葉県松戸市で原木が「偶然」に発見され、松戸の果樹園に移植されて育てられてきました。
この二十世紀梨が鳥取県に持ち込まれたのは、今から100年以上前の明治37年のこと。
松戸の果樹園から購入した、わずか10本の苗木が始まりでした。
発見されてから10年後の明治31年(1898年)、来たる新世紀(20世紀)における代表的品種になるであろうとの観測と願望を込めて、名付けられた二十世紀梨。
誕生から一世紀を経た今でも、瑞々しいおいしさを消費者の皆さんにお届けできるよう、生産農家を始め、多くの人が一生懸命努力しています。
ちなみに、二十世紀梨の正式な品種名は「二十世紀」。
読み方は「にじっせいき」・・・のようです。