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2024年02月22日

国立大学法人鳥取大学との包括連携協定締結のお知らせ

この度、ガイナーレ鳥取は国立大学法人鳥取大学と地域課題の解決やスポーツを通じた地域振興を目的とした包括連携協定を締結いたしましたのでお知らせいたします。

本協定では、地域課題や人材育成をなど全4項目で連携し、地域の課題の解決やスポーツを通じた地域振興を目的としています。また、鳥取大学は、地域の様々なステークホルダーと協働・連携した教育研究活動を推進するとともに、養成した人材の地域における定着・活躍を促進することにより、鳥取大学ビジョン2030に掲げる「社会に信頼され地域に必要とされる地(知)の拠点大学」となることを目指しており、それぞれの分野、特性を生かして地域に無くてはならない存在となるということをクラブ、大学と共通の目標としています。

協定の目的・内容・期間

【目的】
本協定は、国立大学法人鳥取大学と株式会社SC鳥取が有する資源を活用し、相互に連携・協力することにより、地域の活性化並びに甲乙両者の一層の発展に資することを目的とする。

【内容】
国立大学法人鳥取大学及び株式会社SC鳥取は、前条の目的を達成するため、次の事項について相互に連携・協力する。
(1)人材の育成・交流に関すること
(2)地域・社会課題解決に関すること
(3)地域スポーツの振興に関すること
(4)その他本協定の目的を達成するために必要な事項

締結日

2024年2月18日(日)

塚野真樹 株式会社SC鳥取 代表取締役社長 コメント

鳥取大学様と包括連携協定を結ばせていただきますこと、大変嬉しく光栄に思っております。
個人的なことを申し上げますと、鳥取大学の湖山キャンパスにて講座を持っておりました。当時はガイナーレ鳥取という名前もなく、その時のことを思うと今日このような締結式を結ばせていただくこと、時間が経ったんだなと思います。
我々はサッカーに向き合い、「輝くガイナーレ鳥取」 、「こどもたちのみらい、ふるさとのみらい」、「地域社会の一員としてお役に立つ」という経営の3本柱のもと活動しております。
トップチームも20代の選手がほとんど、鳥取大学の学生さんも20歳前後でそういう若い皆さんが活発に活動し、目標を持って情熱を傾けること自体が、地域を明るくすることに繋がると思っております。
我々の経営資源は小さいものですが、鳥取大学さんと一緒になってふるさとを盛り上げていけるように、色々なことを考えさせていただき、実行できればと思います。
末永い関係が築けるように頑張りますので、よろしくお願いします。

中島 廣光 国立大学法人鳥取大学 学長コメント

新しいサッカーシーズンが始まるこの時期に、株式会社SC鳥取様と鳥取大学で包括的な連携協定を結ぶことができることを本当に嬉しく思っております。
株式SC鳥取様は、ガイナーレ鳥取を通して地元を盛り上げていただいていることが知られておりますが、それ以外にも幅広い地域活動をされております。 地域活性化につながる「復活!公園遊び」や休耕地を利用した芝生の栽培や、小学校の校庭芝生化です。
一方で、鳥取大学も砂丘地での農業や地域の課題を解決してきた長い歴史と伝統があります。
現代の日本は、急速な人口減少・少子高齢化、東京一極集中など沢山の課題を抱えております。その中でも、地方においては厳しい現状が続いています。 このような厳しい状況の中で、地域にある国立大学としては地域の特色を生かして活性化していくという地域の活性化の核となることが求められています。
本学の将来ビションの中で、「地域に根差し国際的に飛躍する大学である」「社会から信頼され地域に必要とされる大学」というビションを掲げており、これまでもそしてこれからも地域の皆さんと一緒になり、協力しながら、教育活動を展開しております。
株式会社SC鳥取と鳥取大学は、それぞれの特色を生かして地域を活性化していこうという方向と、地域になくてはならない存在になるという方向が一致しており、今回の協定の締結に至りました。
本学としては、株式会社SC鳥取と連携することで新しい教育の展開を期待しています。
今回の協定の締結をきっかけに、SC鳥取さまと鳥取大学が手を繋いで鳥取を元気にしていけたらと思っております。