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クラブ
2012年12月07日

ガイナーレ鳥取を応援いただいている皆様へ

平素は絶大なるご支援、ご声援を賜り、厚くお礼申し上げます。

報道等で報じられておりますとおり、去る11月23日にサポーター有志の皆様により鳥取市と米子市の両会場で開催されました「声をあげよう!緊急サポーターズミーティング」において参加者の皆様から挙げられましたご意見、ご要望等につきまして、弊クラブ宛に質問状を頂戴しております。

本日、この質問状について「声をあげよう!緊急サポーターズミーティング」参加者代表者様にクラブ回答をさせていただきましたのでご報告申し上げます。

 

今季の成績低迷の理由や、来季どのようなサッカーを目指していくのか、また、今まで以上に多くのお客様にご観戦いただくための方策や、全県ホームタウンとするクラブとしてのホームタウン活動(地域活動)の在り方等、ご質問の内容は多岐にわたるものであり、このミーティングに参加された皆様のご不満やご心配、クラブをよりよくしていくためのお気持ち等を改めて痛感いたしました。

 

クラブと致しましては、支えてくださる地域の皆様と二人三脚で歩んで行きたいと考えており、そのためには、皆様との信頼関係を築き上げていくことが大切であり、正しく、適時にメッセージを発信することはもちろん、時にはお互いに意見を交わしあうことが必要であることを改めて認識しております。

皆様お一人お一人のご意見やご要望につきましては、本当に様々なお考えがあることと思われますが、皆様のご意見をしっかりとお聞きしながら、我々の子どもや孫の世代に地域の財産としてバトンを渡していけるよう、クラブとしての方向性を明確に見定め、お示ししていきたいと考えております。

皆様におかれましては、お気づきの点がございましたら、ぜひともクラブへご意見をお寄せくださいますようよろしくお願い申し上げます。

 

今後とも弊クラブへご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 

2012年12月7日

 

株式会社SC鳥取 代表取締役 塚野真樹

 

【回答の要旨】

 

(1)成績低迷に関する反省点等について

来シーズンに向けて成績面のみならず今まで以上の成果を上げるためには正確な現状認識に基づく改善が必要ということだと理解しており、まずは近日中に今シーズン終了の総括として、クラブの公式コメントを発表する予定にしております。

 

(2)組織体制について

社内体制が未熟であることに対するご指摘を真摯に受け止め、Jリーグ所属クラブに恥じないよう改善を図って参りたいと存じます。

 

(3)目指すサッカー等について

来季目指すサッカーにつきましては、新監督を迎えた上で皆様にお話しさせて頂きます。

その前提として弊クラブが目指す基本的な方向性として、選手たちも見ている人も楽しい「パスサッカー」を掲げており、こちらの方も改めて皆様へご説明させていただきます。

 

(4)来場者数減少の傾向と対策について

来場促進方針として、スタジアム近郊の方には今まで以上にご来場頂けるよう取り組むことと、遠方の方には今まで同様に足を運んで頂けるよう関心を持ち続けて頂くこと」を両構えに、広く全県からご来場頂けるよう活動して参ります。

 

(5)ホームゲームの雰囲気作りについて

競技サッカーの魅力を最大限に高めることはもちろん、サッカーには興味のない方でも楽しんで頂けるようなスタジアムの雰囲気作りは重要であると認識しており、近年その方向性は変わりありません。今後も不断の努力を続けて参ります。

 

(6)公園遊び等のイベントについて

ホームタウン活動については今後も「復活!公園遊び」を主軸として展開してきたいと考えておりますが、それ以外にもお子様に限らず、地域の方々と触れあう各種の行事については、積極的に参加したいと考えておりますし、回数も増やしていけるよう努力して参ります。

 

(7)チュウブYAJINスタジアムについて

この度竣工したチュウブYAJINスタジアムにつきましては、計画当初より次の項目を用途として掲げ、地域社会において多方面で「街の元気」に貢献することを目指しています。

○ユース年代の公式リーグ戦を誘致開催し、次世代の成長を見守る場とすること。

○ガイナーレ鳥取トップチームの試合開催を視野に入れて、街の晴れ舞台とすること。

○サッカーに限らずスポーツを通じた交流を深める場とすること。

○地域の皆様の憩いの場、観光の場としても地域社会に貢献できる場とすること。

 

(8)その他

今後のクラブとサポーターの皆様との意見交換ができる場については、当方としてもぜひ持ちたいと願っておりますので、まずは弊クラブから改めてご提案させて頂きます。