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2014年2月3日

経営方針の再構築について

今般のJ3降格を受け、弊社を取り巻く経営環境も劇的に変化しております。このような環境下、経営基盤をより強固なものとする必要がございます。1年でのJ2復帰及び今後永続的にガイナーレ鳥取がホームタウン全域の皆様と共に歩んで行けるように、以下の施策を実施したく考えております。


■ ホームスタジアム及び観客動員

 2011年のJリーグ昇格後、とりぎんバードスタジアム(以下、とりスタ)のみでの公式戦開催となり、西部地区からのご来場が激減しております。人口規模を考えましても、東部地区のみではなく中西部及び中海圏域からの来場を確保することが今後の観客数増には必須と考えております。J3リーグにおいてはJスタジアム基準が緩和され、チュウブYAJINスタジアム(以下、チュスタ)での公式戦が開催可能となります。メインのホームスタジアムは全国からも非常に評価の高いとりスタであることは従前と変わりございませんが、チュスタをJ3リーグ開催におけるサブスタジアムと位置づけ、スケジュール的にホームゲーム連戦となる(集客面で谷となる)場合などに使用する考えでおります。J2復帰が実現した暁には、再びチュスタは公式戦開催が不透明な状況でございます。西部から東部へのアクセス面の改善にクラブとしても取組み、中期的にとりスタは公式戦開催の『晴れ舞台』、チュスタはアカデミーも含め選手を『鍛え育てる場』として位置付けていく考えでおります。

 

■ 練習場の確保 (Jリーグクラブライセンス施設基準の充足)

 練習場の確保がクラブライセンスのA等級検査要項(2015年6月までに必ず具備)であることに鑑み、週3回以上、確実に優先的に使用できる練習場の確保が急務であることから、当面チュスタ及び養和会YAJINフィールドを主たる練習場として使用します。(現状メイン使用している若葉台スポーツセンターの利用頻度増加を行うと市民利用の制限が発生する可能性が出て参ります。)ホームゲーム前日及び翌日を中心に、東部地区の練習場も現在までの利用可能範囲内で使用継続させて頂きたく考えております。(若葉台スポーツセンター、コカコーラウエストスポーツパーク等)

 

■ アカデミー(育成)部門の強化

 現在西部地区を中心に活動しているアカデミー部門(U-15、U-18)とトップチームとの連携を更に推し進めることによりアカデミー部門の強化を図ります。地域における優秀な選手育成強化を共同作業として行うことで、「育成型クラブ」として中長期のチームの強化に取り組んで参ります。サッカーの分野に留まらず、一人の社会人として有能な人材の育成にも併せて取り組んで参ります。

 

■ チーム運営経費の削減

 全国への路線数が拡大された米子鬼太郎空港の利用による遠征費のコスト削減を図ります。上述の通り、弊社を取り巻く経営環境の変化に対応すべく財務体質のスリム化は避けて通れない課題であり、具体的に推進していくことが急務となっております。長期的にもJ1・J2・J3のカテゴリーに関わらず全国遠征を年間通じて行いますので、遠征経費削減は重要課題と考えております。

 

■ 選手育成

 今後中長期的にチームの基盤を作るためにも若手選手の育成は必須要件であり、選手(特に若手選手)の食事面、人間的成長の幇助もクラブに課せられた重要な課題の一つであることからトップチーム選手寮を新設いたします。ガイナーレ鳥取、Jリーグ、そして日本サッカーの発展は、「個」の育成、人間的な成長なくしては考えられません。選手としてのレベルアップはもちろんですが、人間としての成長に配慮することも、Jリーグの重視する取り組みの一つであります。

 

■ 地域活動及びサッカースクール

 「復活!公園遊び」等の地域交流活動を全県で均等的に実施し、ホームタウンである鳥取県全域において市民の皆様との繋がりを確保したく考えております。そのことによりスタジアムに足を運んでいただき、県民の皆様と感動を共有し、そのような場を次世代に継承していきたいと考えております。

 併せて現在東部地区2ヶ所、中部地区1ヶ所、西部地区2ヶ所で開催しているサッカースクールですが、本年4月以降倉吉市内に新たに開校する予定でおります。各地区にスクール拠点を整備し、地域の皆様の日常生活の中においてガイナーレ鳥取の姿を身近に感じて頂けるよう更に努力をして参ります。



 今後も、全国最小県からの挑戦「強小」を合言葉に、県内全域にまたがる経営資源をつなぎあわせ有効に活用して参る所存です。それにより経営基盤を再構築するとともに、1年でJ2に戻り、県民市民の皆様の笑顔や感動を生み出せるよう、フロントスタッフ、チームスタッフ、選手一同、力を振り絞って参ります。5年以内には県東西を結ぶ高速道路網も完成するように伺っております。その暁には現在の距離的時間的制限や労力も大いに緩和され、県内及び県外、ひいては全国・海外との交流がますます盛んになると考えますし、そのような交流を促進し、わたくしどもの故郷の活性化に寄与できることを心より望んでおります。

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